目標は『前人未踏の跳び箱30段』。小4日本一記録、愛知・小牧のスーパーキッズが描くミライとは?

高さ2メートル以上。身長よりもはるかに高い跳び箱に挑むのは、愛知・小牧市の小学5年生・中村瑛音(なかむら えいと)くんです。瑛音くんは、跳び箱ナンバーワン決定戦「ジャンピングマックス」の日本一決定戦で、21段(高さ2m30cm)をクリアし、小学4年生の日本新記録を樹立しました。”バネ人間ジュニア第1号”とも認定された驚異のジャンプ力の秘訣、そして、その先に目指すミライとは――。

2m30cmの壁を越え、小4日本新記録へ

瑛音くんが初めて「ジャンピングマックス」に挑戦したのは2023年。日本一決定戦では、19段(高さ2m10cm)をクリアし、小学3年生の日本タイ記録を残しました。そして、翌年にはさらに記録を更新し、21段(高さ2m30cm)を跳び超え、小学4年生の日本新記録を打ち立てます。

お父さんから大会に出たらいいんじゃないと言われて、楽しそうだし「僕も出たい」と思って、出場しました。緊張はしたんですけど、これまでやってきたことを思い出して、「いける、いける」って、思ってやりました。そうしたら、けっこう跳べて、記録が出せましたね。

「道路で回っているけど大丈夫?」 見よう見まねで習得したのは・・・

瑛音くんが跳び箱を始めたきっかけをお母さんに聞くと、驚きのエピソードがありました。

もともと身体を動かすのが大好きだったのですが、保育園の時に、転回(ハンドスプリング)を勝手にやり始めたんです。近所の方から「アスファルトの上で回っているけど大丈夫」と聞かれて。教えてもないのに「これはすごい」となって、私たちもびっくりでした。

と、お母さん。それをきっかけに体操教室に通うことになったそうです。小学1年生になってからは、バク転にも挑戦。夏休みにバク転教室で基本を学んだものの、その時は上手くできなかったそうですが、その後も諦めず、Youtubeなどを参考にして自宅でも毎日のように練習し、ついには自力で成功。こうして小さな才能の芽が開花していきました。

「悔しさ」が、さらなる飛躍のバネに

跳び箱に出会ったのは小学2年生の頃。トランポリン教室にあった18段の跳び箱を見て、「楽しそう!」という純粋な好奇心から始まりました。家族と「小6までに跳べたらすごいね」と話していた18段でしたが、小3でクリア。その挑戦する姿に先生が段数を追加し、跳び箱はなんと23段に。

こうして記録への道が自然と開かれていきましたが、小4日本一になるまでには、ひとつひとつの挑戦の積み重ねがありました。

最初は15段くらいで、そこから徐々に段数を上げてきました。一番つまづいたのは、18段とか21段とかで。一段は高さ10cmですが、一段あがるだけで、結構飛ぶのが難しくて。最初から余裕という感じではなく、苦労して飛べるようになったという感じです。

「できないことは、できるようになるまで挑み続ける」―。ゲームやじゃんけんで負けても悔しがるほどの負けん気が、挑戦を続ける原動力に。持ち前のジャンプ力を活かして、陸上競技にも挑戦している瑛音くんは、走高跳小学4年生の愛知県新記録(1m22cm)も樹立しています。

驚異的なジャンプ力の秘訣は、「楽しく遊ぶこと」

驚異的なジャンプ力―。その秘訣を探ると、その答えはご自宅にもありました。ご自宅の2階には、なんとトレーニングルームを完備。しかし、瑛音くんにとっては「跳ぶこと」はトレーニングというよりも、「楽しく遊ぶ」という感覚に近いようです。

跳んで遊ぶことが、楽しいんです。高く跳ぶには、身体を動かしたりして、ジャンプ力を上げて、とにかく跳ぶことですね。それから、頭の中で、跳べるイメージを持つことも大事です。跳ぶイメージをしないと、跳べないですから。

「ティッシュ箱 何箱跳べるかやってみた」、「各学年の立ち幅跳び平均記録に挑戦」―。ご両親が管理するInstagramでは、瑛音くんが楽しく跳んで挑戦する動画を公開。1.6万件を超える「いいね」が集まる投稿もあり、多くの人を楽しませています。

夢を叶えるために、「やりたい」を全力でサポート

こうした瑛音くんの「やりたい」を応援するご両親の存在も、大きな力になっています。

夢を叶えるためには、自分の力ではどうにもならないこともあります。だからこそ、やりたいことや才能がありそうなことは、全力でサポートしようねって夫婦で話しています。もちろん、跳び箱を跳ぶときは、怪我もそうですし、とてもドキドキしながら、手に汗を握って応援しています。ただ、そこは我が子なので、「絶対できる」と信じているんですね。

夢にむかって、一段また一段と高く跳び越えていく—。そこには、瑛音くんの努力と、その挑戦を信じて全力で応援するご両親との強い絆がありました。ご家庭では、スポーツをしていくうえで必要な丈夫な体づくりを意識しつつ、栄養バランスを考えた食事にも気を使っているといいます。

兄とともに挑む日本一、次なる目標は「前人未踏の30段」

ご両親からの全力のサポートを受けて、次なる目標へー。そんな瑛音くんの最大のライバルでもあり憧れでもあるのが、兄・璃音さんの存在です。瑛音くんに触発され跳び箱を始めたという璃音さんは、2024年のジャンピングマックスで26段(高さ2m80cm)を跳び、中学日本タイ記録を残しています。

お兄ちゃんが始めた頃は、最初は22段くらいで、僕とも記録はそんなに変わらなかったんですが、数カ月後の大会では26段を跳んできて、めちゃくちゃすごいなと思って。やっぱりお兄ちゃんが跳ぶから、僕も跳ばないと「ヤバイな」って。中学生になったら、お兄ちゃんを超えて27段を跳びます!

日本一となった跳び箱兄弟。互いに切磋琢磨しながら、瑛音くんは、さらなる高みを目指しています。

ジャンピングマックスの跳び箱は最大30段(高さ3m20cm)ですが、大人の最高記録は29段まで。最後の「あと一段」は誰も跳べていません。だからこそ、30段を跳び超えたい。世界記録を叩き出したいと思っています。

跳び箱の先に描くミライとは?

前人未踏の跳び箱30段。それを跳び越えた先に、どんな景色が待っているのかー。最後に、将来の夢を聞くと、意外な答えがかえってきました。

僕の将来の夢は声優です。運動神経がとてもいい声優です。声マネがとても好きで、僕が見ているアニメのキャラクターとかの声マネをするのが好きで、声優になりたいなって思いました。

跳び箱だけでなく、声の世界へと夢を広げる瑛音くん。Instagramを通じて、「跳ぶこと」と掛けあわせた、さまざまなパフォーマンスで「ワクワク」を届けてくれています。抜群の運動神経を武器に、どのような道に進んでいくのか。今後の瑛音くんの成長から目が離せません。

カルキッズ★第一号としてアンバサダーに就任!

株式会社白寿生科学研究所は、中村瑛音くんのさらなる飛躍を応援するため、高カルシウム飲料「カルロン」の提供を通じて、成長期に欠かせない丈夫な身体づくりをサポートしています。この度、カルキッズ★第一号として、アンバサダーに就任いただきました。

カルキッズ★Jump to Future―未来へとむかう挑戦に、カルロンを。―

カルキッズ★Jump to Future は、未来(★)にむかって挑戦してゆく子どもたちの身体づくりをサポートし、その活躍を応援するプロジェクトです。夢にむかって全力で挑んでいく子どもたちが、思いきり身体を動かしチャレンジしていくには、丈夫な骨や筋肉といった「身体の土台」が欠かせません。そこで、本プロジェクトでは、カルキッズたちのリアルなストーリーとともに、成長期に欠かせないカルシウムや栄養の知識をお伝えしていきます。

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